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トップページ豆知識>燃費向上のススメ(2)

 次は運転に関すること以外の方法を考えてみましょう。まずは、車を軽くすること。車が軽いと、そのぶん車を動かすのに必要となるエンジンのパワーも少なくて済むので、必要な燃料も少なくて済みますね。

 6.軽自動車に乗る
 7.荷物を少なくする
 8.車を軽量化する

 軽自動車は、読んで字のごとく軽い自動車です。正確に言えば、軽自動車は車両の重さで定義されているわけではないのですが、基本的には普通乗用車よりもかなり軽いですよね。車体そのものがはじめから軽いので、エンジンもパワーの少ないエンジンで済みますし、燃費が非常に良いです。ただ、いま乗っている自動車が軽自動車ではないという方には意味がありませんが…。

 乗っている車が軽自動車ではないという方も、もちろん軽自動車に乗っている方も、荷物を少なくするということは大切です。車に4〜5人くらい乗っている時は、一人だけで乗っている時に比べて、加速しようとしても思ったように加速してくれないことがありませんか?それは荷物を多く積んでいる時でも同じで、重くなったぶんだけ車は加速しにくくなります。そしてたくさん燃料を使わないといつもと同じようには走ってくれないのです。車の中の荷物で「これは車の中に置いておかなくてもいいな」と思うものがあったら、是非かたづけておくといいですよ。

 また、そこからさらに軽量化するという手もあります。これには少々お金がかかってしまうのですが、ホイールをアルミ製のものに代えたり、ボンネットをカーボン製のものに代えたりすることで、車を軽くすることができます。ちなみに最近ダイエットされた方は、運転手の重量が軽量化されているので、軽量化による燃費向上が期待できますよ(^^) 体重が100kgの人と50kgの人では、結構な差がありますからね。

 次は自動車の仕組み的な部分で燃費向上を考えてみましょう。

 9.タイヤに気を配る
 10.ハイブリッド車に乗る
 11.MTまたはCVTの車に乗る

 タイヤは、エンジンの力を地面に伝えるという大切な役割をしているものです。この部分で力の伝達にロスがあると、燃費も悪くなってしまいます。最近は燃費が良くなるようなタイヤが発売されていたりしますが、普通のタイヤでも、タイヤに気を配るのと配らないのとで大きな差が出ることがあります。特に大切なのはタイヤの空気圧で、適度な空気圧を保ったタイヤで走ると燃費も良くなりますよ。

 ハイブリッド車は、発進時など負荷がかかる時にはモーターを使い、加速しなくてもいいような状況ではガソリンエンジンを使う、という車です。これは間違いなく燃費がいいです。半分はガソリン、半分は電気で走っているわけですからね。ただしモーターの値段が高くなるのと、維持費がかかるのとで、経済的には普通の車と大きな差はないようです。ですが環境に優しいという効果は、もちろんあります。ハイブリッド車はご存知のようにトヨタが先行していますが、他の各自動車メーカーも開発を進めています。

 ところで、AT(オートマティック・トランスミッション)は、すごく普及していますね。自分でギアを変えなくていいのでとても便利です。ただ、残念ながらATは燃費があまりよくありません。というのは、エンジンの力をタイヤまで伝える際に、MTがクラッチ板どおしを摩擦させて力を伝えているのに対して、ATはトルクコンバーターという機械の中でオイルを介して力を伝えています。クラッチ板どおしの摩擦というのは、直接クラッチ板どうしが接触しているわけですから、力の伝導効率が良いです。それに対してトルクコンバーターの場合は、クラッチ板の役割をしている部品どおしがオイルを介しているので、どうしても少しだけ滑ってしまいます。したがって力の伝導効率が悪くなります。最近のATというのは、昔のATに比べて性能が良いですから、これでも燃費が良くなったほうなのですが、それでも原理的な効率の悪さ(燃費の悪さ)は解消できません。

 そこで、MTあるいはCVTが、燃費向上のためには良いです。CVTというのは無段変速機のことですが、近年、ATに代わるものとして増えてきています。変速は機械が自動で行ってくれるので、運転する側とすれば基本的にはATとあまり変わりません。ただし、エンジンの力を伝えるのにトルクコンバーターではなく金属製のベルトを使っているので(最近では樹脂製のベルトも使われています)、力の伝導効率が良く、そのぶん燃費も良いです。

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